2012年6月5日火曜日

初夏の匂いがしてきました!

今年も、もう?まだ?6月です。
雨も少なく天気は安定しているように思いますが、
気温があまり上がらない感じです。
近年、ヤマセは強くなかったのですが、
今年は来るような予感(私のはっけおき)ですけど。

そんな中、畑でも海でも初夏の産物の収穫期になっています。
まず、畑は、ブロッコリーの収穫が始まります。
P6021771.JPG
(もう少し大きくなると収穫のブロッコリー)

収穫と言っても、良い品質を保ったまま食卓に届けるため、
工夫や努力が行われており、
結構経費もかかるようです。
P6021774.JPG
(このハッポウの山?に、氷と一緒に入れて市場に出荷)

また、海では、天然わかめの口開け(解禁日)で、
明戸では、道合さんと小野さんが出漁し、
選別作業に追われていました。
盛んなころは、明戸の半数以上の家で出漁していましたが、
養殖技術の向上や、生活、職業形態の変化などで少なくなってしまいました。
P6051782.JPG
(今日も大漁のようです)

わかめを収穫する道具は、
竹の先に付けた鎌で行います。
岩場に生えているわかめを刈り、
流されないように上手く掬い船に引き揚げる、
職人作業です。
P6051783.JPG
(わかめ用の鎌)

わかめと言えば、その昔(昭和40年代)までは、
明戸浜などを各漁師毎に須賀分け(区画)をして、
そこにきれいに並べて天日乾燥させていました。
夏だったことから、夕立ち(雷雨)があり、
一斉に走って行って倉庫に取りこんだものです。

学校でも教材費に充てるため、「学校わかめ」と称して、
高学年が浜の収穫作業を行ったりしました。
何しろ、羅賀小学校の校歌には、
「永久に尽きせぬ、海の幸。
 岩手わかめの、名も高く・・・」
との一節があるぐらいですから。



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