2019年10月29日火曜日

朝焼けの日は天気が崩れる??

今朝、外に出るとあたり一面オレンジ色!
東の空を見ると鮮やかな朝焼け。

きれいな色を見ながらふと「また天気崩れるの?」
折角、今週は晴天が続くと思っていたのに・・・。
でも、夕方まで大崩れすることなく過ぎましたけど。
(朝焼け、自然は雄大ですね)

これとは別ですが、
明戸で台風後、気になることがあります。
それは、川の流れる音が大きくなったこと。

昨年までは川一面に葦が生えていたので、
増水してもそれが多分緩衝材になり、
気にならなかったのでしょう。

今は石と、ところどころにブロックだけになったので、
外は大風でも吹いているのかと思うほどの音です。

ま、明戸の川は鉄砲水のように出て、
短期間で水は引いていくのですが。
音の風物詩として楽しむ余裕を持ちたいですね~。



2019年10月25日金曜日

復旧工事始まりました!

台風19号の災害から約2週間。
あちこちの田畑へ山から土砂が流入して、
会う人、会う人が言うのは、
「水路に水も来ないし、来年の作付けをなどすんべ~?」
「年だし、借金もでぎねぇし、これを機会に農業を辞めんがな~?」など、
皆さん考えていたようです。

よく言う補助での災害復旧事業には、
ある一定の被害額が算定されなければ対象にならず、
特に谷間の狭い小規模農地の明戸では、
対象となるところも限られてきます。

それに国の補正予算は来年1月ころとか。
仮に採択になっても事業開始になるのは、多分来年の春以降か?
それではな~・・・・・。
それに村も災害箇所が多く、すぐ農業施設の復旧とは行かないだろうし・・・・。

そこで、無理を承知で村にお願いをして、
用排水路の復旧事業ということで、
修繕事業を地区に委託していただくことになりました。
(ちなみに、用排水路、農道・作業道は村の所有で、主にその修繕。)

そのことにより復旧のスピードが上がり、
春の作付けに間に合う計画です。

(バックホーでダンプ2台に積み込み搬出)

地区で村内の建設業者と契約をして、
今日から本格的に土砂の撤去作業などが始まったものです。

大まかな完了目標は、土の凍結(凍みる)前、
つまり、年内で何とか目処を付けたいと思っています。

ちなみに、今回のような復旧は、田野畑では初めての試みです。
ですから、余計、地域で協力してしっかり成果を出さなければなりません。

あ~、うまい具合にやんねぇば、計画通りに行がねぇぞ~!



2019年10月21日月曜日

台風19号被害情報について

台風19号から1週間が経ちましたが、
明戸地区内を改めて見れば見るほど、
被害の状況には、ため息が出ます。
(ビニールハウスも土砂で埋まってしましました)

若い人が多い地域でもないことから、
被災農地や施設の復旧が遅くなれば、
新たな投資もできず離農する人も・・・。
その前に、何とから来春の耕作を目指して、
用水の確保など検討していくことにしています。

今回の被害には、これまで起きなかった、
三鉄の線路への砂利の流入などがありました。
(線路には山から大量の土砂が)

(線路を乗り越えた土砂は、林を通り田んぼへ流入)

田野畑以外の市町村内の被害の影響で運転休止していると思っていましたが、
身近なところでも被害が出ていました。

今回の台風後に気が付いたことが。
大雨で明戸川の雑草などもきれいに流されました。
すると川全体がすっきり、
流速を弱めるための河床のブロックも、
規則的な段々になっていたのですね~。

子供のころにもこんなすっきりした明戸川は、
見たことがない気がします(年で記憶がいない?)
鮭が遡上したり、ざっこを捕まえたりできるといいですね。
新発見の風景です。(どこか都会的な・・・)
(いつもこのぐらいの水量であればな~)







2019年10月13日日曜日

台風19号、大きな爪痕・・・

発生したころからその威力を用心されていた台風19号。
全国を嵐の渦の恐怖に巻き込み、
猛威をふるいましたが、
明戸も例外ではなく、
大きな被害が出ています。
(道路の路肩は谷底へ(通称:唐松坂))

明戸川(湯草)は、川が田んぼ側に溢れ、
沢からは、田んぼや畑に大量の土砂が、
あちこちで流出しました。
(山から田んぼに大量の土砂が)

(これ川ではなく、つい1ヵ月前までは黄金色の田んぼ)

床上、床下の浸水も数軒あり、
川の護岸や宮ノ下橋の根元も流出するなど、
雨の、水の、川の底知れぬ、
自然の力を見せつけられました。
(山からの大小の岩で道がふさがれました)

これでは、就農意欲もなくなります。
撤去するのも、自力では限界があります。

また、村の中に目を向けると、
土砂崩れ等での通行止め多数、
そのことによる地域の孤立が発生しました。
その中の一つが明戸なのですが。

ただ幸いなことに、地域内でけがをした人などなかったことが、
せめてもの救いでしょうか・・・・

ちなみに降り始めからの総雨量は、約470㎜、時間雨量80数㎜(気象庁の予測は110㎜)
いずれにしても、経験したことのない雨量だったようです。
初めての大雨特別警報ということもあり、恐ろしさを感じた方は多かったのでは!