先日は、移転団地の着工をお知らせしましたが、
今回は、三陸鉄道と鮭のふ化場についてお知らせします。
まず、三鉄ですが、
��月に久慈~田野畑駅間は運行再開していますが、
田野畑駅から小本駅間は不通のままです。
三鉄の被災区間の中でもこの不通区間は、
ダメージが一番大きく、島越地区は壊滅的な被害を受けました。
今、平成26年の春の運行再開に向けて、
大型の機械が何台も入り、急ピッチで工事が進められています。
(元の島越駅付近。さながら、都会のビルの建設現場のようです)
地面にドリルで穴をあけ、砂の柱を打ち込む方法で、
土壌改良するのだそうで、その数何と2,000本余り。
建設業者の監督も、初めての工事だそうです。
この作業のあと約9m余りの盛り土をして、その上に線路を敷設することになります。
また、こちらは鮭ふ化場の建設現場。
元は明戸キャンプ場ですが、
漁業のひとつの柱にもなっている鮭漁安定のため、
壊滅したふ化場を再建するものです。
以前から言われていましたが、
明戸の伏流水は鮭のふ化には最高の水だそうです。
そのため、普代村のふ化についても担う施設となります。
(整地が急ピッチで行われています)
早期に整備して放流しないと、
回帰する鮭が少なく、漁業振興にも大きな影響が出るだけに、
��日も早い完成が待たれます。
今後も、折に触れ、復興工事の様子はお伝えします。