2012年7月29日日曜日

2年ぶり、羅賀みなと祭り開催!!

7月の最終土曜日である28日、
2年ぶりとなる羅賀みなと祭りが開催されました。イベント
昨年は、津波で地域内や漁船などに大きな被害を受け、
開催することが出来なかったものです。

同じ旧小学校学区内ということもあり、
これまで、明戸地区の園児から小中学生、青年なども、
毎年参加させていただいていた、
なじみのある、夏恒例のお祭りです。

震災前と同じような規模の開催とは行かなかったようですが、
それでも、遜色ない内容となっており、
復興と地域の文化や繋がりを守ろうとする、
皆さんの熱い気持が感じられました。
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(大宮神社のご神体を乗せ、青年会の神輿出発)
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(小学生の神輿も元気よく“ワッショイ”)

平井賀漁港では、大漁、海上安全祈願の歌い込みも行われました。
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(え~え~やぁ、えいとこらせ~♪)

そして、弁天島までの曳舟です。
震災後に復旧された船にお神輿を乗せ、
弁天島にお祀りしている神様にお参りです。船
天気良し、凪もよし。
漁師の心意気を感じる時でもあります。
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(明戸浜の沖合を航行中)

文責者も数年ぶりで、乗せてもらいましたが、
海岸沿いを見ていると、
以前の祭りの様子や、
親と一緒にウニやアワビ漁に来た時のことを思い出してしまいました。ひらめき

夜は、平井賀漁港で復興祈願と、
亡くなられた方への鎮魂の花火が打ち上げられました。
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(派手さはないですが、きれいですぴかぴか(新しい))

追伸
2年ぶりといえば、祭り前日の27日には、
漁師の皆さんが待ちに待ったウニの口開けがありました。
海の中は、海藻が繁茂しており、
漁をするには大変だったようですが、
また少し、浜に活気が戻ったように感じました。
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(浜の夏の食の代表格“かぜ”。控えめ?に器に盛って・・・)

しかしこのウニ(かぜ)は、悲しいかな、痛風にはよろしくないとかもうやだ〜(悲しい顔)
でも、せっかく田野畑に生まれたのですから、
仕方なく食べるしかないですねわーい(嬉しい顔)



2012年7月26日木曜日

オリジナルTシャツ発売中で~す!

“おすぱらぐ”でもご紹介しました、
オリジナルTシャツが出来上がり、絶賛?発売中です。
数量限定で1枚何と破格の1000円。ひらめき
しかも送料込ということで、
早速、お便りハガキでご注文をいただいた皆さんに、
発送させていただきました。プレゼント
安いから生地も薄く、首のあたりがすぐ伸びると思うかも知れませんが、
明戸のヤマセが強く寒い夏でも着られるように、
厚手のものですの品質は保証?です。
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(写真撮影でモデルは使えませんでした。濃紺は表、黄色は背中のデザイン。)

色は、濃紺(ネイビー)と黄色(イエロー)の2色で、
サイズは各色とも、120、S、M、Lの4サイズです。
これに袖を通すだけで気持は、
岩手県下閉伊郡田野畑村大字田野畑第4地割字明戸・・・
の人になれるかも知れません。わーい(嬉しい顔)

余談ですが、思い返すとこの長い住所は、
いろいろの申請などの住所欄に書ききれなく、
恥ずかしかった記憶があります。
(昭和60年前に今の短い住所表示になっています。)

戻って、Tシャツのご注文は、
��P内の“おすぱらぐ”の住所や、
問合せ先などへお願いいたします。

くれぐれも、数量限定ですのご注意ください。






2012年7月18日水曜日

お世辞でも、褒められるとうれしくて!?

何時も同じような、先日も載せたような景色や写真が多くなって、
申し訳ないな~がく〜(落胆した顔)と思いつつ、
お世辞でも褒められると、うれしくなって、また同じような写真をパチリカメラ

というのも、今日ある人に、
「明戸の花は精があって、鉢もいいね。
他の地区もいいけど、今年の一番だねぇ決定
と言っていただきました。

花壇も流出したことから、
買ったプランターで、更には花の数も少ないけど、
借り物も含めて、半分以上は手作りの鉢です。
豚もおだてりゃ・・・じゃないけど、
うれしくなり、夕方、またセンスのない写真を撮ってしまった訳です。
でも、鉢作りとか花植えに参加していない文責者は、
お褒めにあずかる権利はないかも知れませんがパンチ
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しかし、昭和45年の岩手国体当時から、花の主役は変わらずマリーゴールド。
来年は、花のバリエーションを増やしたいなと思っていますが、
何の花が合っていて、長持ちするのか?
どなたか教えてくださ~いたらーっ(汗)




2012年7月17日火曜日

ストップ!世代交代。

今年は、悲しいことにもうやだ〜(悲しい顔)
別れの多い年になってしまっています。

先週は、民生委員や農業委員、
更には自治会長などの要職を長く務めていただいた、
中村由松さん(新井屋(にいや)の父さん)が亡くなられました。85歳でした。
由松さんは、地区内で不幸があると葬儀や葬列など、
田舎の特殊な文化、大切な人生最後の儀式を手伝っていただきました。

今は葬儀屋さんをお願いして進めるの一般的なっていますが、
少し前までは、入棺から葬儀の進行はもちろん、
葬列のための「花吹き」(手作りの造花)や持つ人の順番、席決めなど、
地区の人の協力(結い)をいただきながらで、
全てその家で決めなければなりませんでした。

そのほとんどを教えていただいていた方が亡くなってしまい、
これまでの恩返しの意味からも、花吹きをしてお見送りをと思いましたが、
高齢化などの影響や、文責者も含めた経験不足もあり、
申し訳ないことに手作りすることが叶いませんでした。

それでも、少しでも昔ながらのやり方でと、ご家族の意向もあり、
葬列を組んで墓所までお見送りをさせていただきました。
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(墓所での葬列の「撒き団子」。南無阿弥陀仏~~・・・)

田舎の葬儀は、究極の助け合い、結い取り(よいとり)と思っている文責者にとっては、
ただただ、申し訳ない思いでした。

いずれにしても、世代交代は来ることですが、
小さい集落この明戸にしては、今年は多すぎるがく〜(落胆した顔)
まだまだ、聞きたいこと一杯あったのに耳
田舎の時計の針は、どことなくゆっくり廻っていると思っていたのに。
そして、亡くなられた皆さんにこれまでの感謝もしていないのに。
ただただ、残念です。

亡くなられた先輩の皆さんに笑われないように、exclamation
協力して地区を盛りたてて行かなければと思っています。(合掌)




2012年7月12日木曜日

日々、着々と・・・

復興の進み具合は、見えるところ、見えないところありますが、
文責者が感じるのは、通勤途中に見える光景からです。

ここ1週間ぐらい前から、防潮林のあった場所に、
尾肝要トンネルから出される岩や土砂の仮置きが始まりました。
最初は、置く場所をしっかり安定させるためか、
広くきれいに平に土を広げました。
野球やサッカーができるようなグランドにも見えます。野球サッカー

しかし、ここにどんどん運んで高く盛っておき、
三陸鉄道の線路の盛り土などに使うようです。
その量は、1万5千㎥とか、それ以上だとか。
ダンプカーで何台になるのでしょう?
2千台とか3千台とか、ちょっと想像できない台数になるのでしょうねexclamation
ちなみに、尾肝要トンネルは、
1日に、北側、南側それぞれ6m、計12mぐらい掘り進んでいるそうです。
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(野球場か、校庭のように広い)

その周りでは、黄色い花が一面に咲いています。
ふと?思ったのですが夏は黄色の花が多いのでしょうかexclamation&question
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(名前はわからないけど、きっと黄色は幸せの色ハートたち(複数ハート))

また、道を少し進んで行くと、
ホテル羅賀荘の復旧工事も、急ピッチで進められています。
村の産業の一翼、基幹的な部分でもあり、
営業再開は、雇用や経済のみならず精神的な支えにもなり、
復興のシンボルにもなると思っています。
日の出や漁火を観ながら、お風呂に入れるようになるのも、
あと3か月か4か月後。楽しみです。いい気分(温泉)
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(復旧工事が進められているホテル羅賀荘)



2012年7月11日水曜日

夏の花

夏の花が、いま、いろいろ咲いています。
花といっても、秋には実りに変わるものが多いですが、
道路わきや川の野に咲く花もあります。ひらめき
その多くは、刈り払いでは、
草と一緒に刈られてしまうものがほとんどです。
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(どちらも名前は知りませんが、今は道端の主役です)

また、野菜の花も今が盛りで~す。
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(じゃが芋の花。意外とよく見るとかわいいです)

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(高級かぼちゃ、1本に一輪だけです)

そうそう忘れてはいけないのは、
6月に植えたちゃっこいオアシスのマリーゴールド。
どんどん花芽も増え、咲いています。
やはり、昨年と違いプランターが大きいせいか、
綺麗で勢いがあります。
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(今年は、少し力強い咲き方です)

さて、この地方の夏のもう一つの花というか、風物詩になるのがヤマセです。
津波前までは、海岸の防潮林が沢伝いに入ってくるヤマセを弱めてくれていたように思います。
それが無くなったせいか、冷涼な空気と共に、
朝になると、出勤してくるようです。
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(明戸の沢を静かに上ってきます)

冷害にならないよう、適当に・・・・と
祈るばかりです。曇り

2012年7月8日日曜日

応援してます!三陸鉄道

本村の沿岸部を南北に縦断している三陸鉄道電車
明戸地区にも線路があり、震災で運休していましたが4月1日から運行が再開されています。
昨年のお盆には早期復旧を願い、地区内の高架橋に応援団でイルミネーションを点灯しました。
今回は、少しでも直接的な支援をとの思いから、
みんな嫌いにも関わらずビール
青年会兼応援団で7月6日、有名ビールメーカーさんの全面協賛、
支援の飲み放題特別列車に、
泣く泣く乗車してしまいました。
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(のんびりと明戸の水田風景を見ながら・・乾杯exclamation)

何と参加料は、乗車賃、飲み物がビール、焼酎、チュウハイ、ジュースなど飲み放題に、
豪華お弁当
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がついて、超破格の1,000円わーい(嬉しい顔)

しかも、この1,000円は全て三陸鉄道に寄付されるのですから、
否応なしにみんな飲むのに力が入ったようす。
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(いやいや、いつも飲んでばかりでたらーっ(汗)すみませんバッド(下向き矢印))

また列車内ではビンゴ大会もあり、
もちろん商品は、缶ビールなど。
更にお土産に2本ずつ缶ビールの入った箱をいただきました。

田野畑駅から久慈駅往復2時間の楽しい時間も、
アッグッド(上向き矢印)という間に過ぎて、
我々のほか参加した人みんな、大満足でした。手(チョキ)
思わず、毎週運行してムードの声も耳

翌7月7日は、ネスレ日本が三鉄支援として取り組んで販売した、
商品の売り上げの一部1800万円の贈呈式が、
カンパネルラ田野畑駅でありました。
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(ネスレ日本の常務(左)から三鉄社長(右)へ贈呈)

また、それに合わせテレビなどで活躍されていて被災地支援に熱心な、
モデルの前田典子さんも応援に駆け付けていただき、
花を添えてくれました。
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(さすが、スタイルも抜群)

その他、今は、八戸との直通のリゾートウミネコ号や
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手をつなごう号、さくらさくキットずっと号の運行など、
列車を観ているだけで子供から大人まで楽しめます。
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(列車に力強い機関車が・・・)

田野畑駅に行くといつも読む「田野畑からのメッセージ」
心に響くメッセージです。
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