2016年3月21日月曜日

防潮堤、完成間近!

平成25年12月から事業費10億円余りで工事着工した防潮堤ですが、                                                                                                                                               3年にわたる大工事も、完成間近になって来たようです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                (いよいよ完成間近の防潮堤)                                                                                                                               海抜12m、幅10mで、全面コンクリートで覆われており、                                                                                                                                                                                                                              震災前より3m高くなっています。                                                                                                                                                                       堤防完成後、平成28年度にはその上に県道の工事が行われることになります。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      (この上が県道となります。)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     (防潮堤から明戸方向を望むとこんな感じ。高いような、そうでもないような・・・)                                                                                            以前の堤防とは規模や、頑丈さなど比べものになりませんが、                                                                                                                                           自然が作りあげたものと違い、                                                                                                                                                                                                 人間の作ったものですので当然のことながら永久に大丈夫、安全というものではありません。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       (壊れた防潮堤は、震災遺構として保存工事中)                                                                                       忘れやすい、過信しやすいわれわれ人間は、                                                                                                                                                       常に、施設はあっても、非常時は安全な場所に避難することが何より一番ということを、                                                                                                                  忘れず、心がけなくてはいけませんね!                                                                                                                                                                                              

2016年3月15日火曜日

立派な字!力が湧いて来ます!!

島越駅に少し用事があって寄ったところ、                                                                        圧倒されるような立派な習字が展示しているではありませんか。                                                                                                                                                                                                                                                                                                         引き込まれるように展示室に入ると、                                                                                                                                                 どれも字が生き生きしており、                                                                                 見る人に元気を与えるものでした。                                                                                                                                                                                                                                                        作品の出展者の方々は、                                                                                                                                                                            村と友好町村の青森県藤崎町の関係の小学生から大学生。                                                                                                                                                                             励ましの強いメッセージも感じました。                                                                                                                                                       ありがとうございました。                                                                                                                                                                                                                                             

2016年3月11日金曜日

5年目の祈りの1日

今日は、東日本大震災から5年目の3月11日、金曜日です。                                                                            気が付かなかったのですが、                                                                                                               5年1度、同じ曜日の日になるようです。                                                                                             あの日も金曜日、                                                                                                          天気も晴れ間が見えましたが、                                                                                                   同じように寒い日でした。                                                                                                     そして、5回目の田野畑村東日本大震災追悼式が、                                                                                                村のアズビィホールで執り行われました。                                                                                            追悼音楽奏で静かな幕開けとなり、                                                                                                政府主催の式典の中継から、                                                                                                     村主催の式典へと粛々と進行しました。                                                                                                                             (こころ落ち着く追悼音楽奏で幕開け)                                                                                                                                                                                                                                  (犠牲者の御霊へ参列者で献花)                                                                                                 式典終了後外では、                                                                                                        田野畑の宝、子供たちから感謝と未来へのメッセセージ、そして優しい歌声を聞かせてもらい、                                                                                         さらに子供たち一人ひとりが書いたメッセージと朝顔の種の付いた風船を大空に放ち、                                                                                                    明日からの前進を誓いました。                                                                                                                                                                                                                                            (将来を担う子供たちが風船を大空へ)                                                                                                                                                                                            節目という訳でもないのですが、                                                                                                  これまでの5年をふと思い起こしてみました。                                                                                         が、かなり凝縮した年月のはずなのに、                                                                                           正直、思い出せない部分が多いと感じました(年のせいもあるのか・・・)                                                                                                                                                      また、災害公営住宅に入居されている高齢の方の一言が、                                                                                          「この5年がもったいなかった。」                                                                                                                                                                                         何気ない会話の中の一言ですが、                                                                                                                                                                                                     考えるといろいろ深い意味が詰まっているな~!と。                                                                                             ちょっと目頭が・・・・。                                                                                                                                                                                                         まず今日は震災を忘れず、祈りの1日です(合掌)                                                                                                                                                                                 

2016年3月9日水曜日

大きくなって、帰って来いよ~!!

3月といえば、卒業、進学そして転勤などで、                                                                                                      住んでいたところを離れる時期で、                                                                                                                                                                                                                         寂しくなる季節です。                                                                                                                                          しかし、今日の話題は、サケの稚魚の放流で、                                                                                                   ちょっと人間の世界の別れとは少違う話ですが・・・。                                                                                                                                                                                                    3月6日の日曜日、                                                                                                                     羅賀、明戸地区の保育園、児童館、小学生から中学生までの30名と、                                                                                     その父兄が明戸孵化場に集合し、                                                                                                               サケの壮行会を行いました。                                                                                                              放流の前には、                                                                                                                       サケの生態や環境などについて、                                                                                                                        橋場場長から伺い、自然の力、神秘に感心しきりの様子でした。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    (橋場場長の自然の不思議を、真剣眼差しで聞いています)                                                                                                                      その後、明戸川の河口付近に移動し、                                                                                                            それぞれバケツに入れてもらったサケの稚魚を、                                                                                                               優しく川に放し、大漁祈願しました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                               (大きくなって、帰ってこいよ~)                                                                                                                                                                                                                                  きっと、3年から4年後には、この田野畑の海に戻ってきてくれるでしょう。                                                                                   その時、食卓の皿に出されたサケを、                                                                                                        「あの時、放流したサケ君だね!」と、                                                                                                        言う人いるかな??                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     (この中で、数年後の食卓のサケを、今日、放流魚だとわかる人いるかな?)