2015年10月31日土曜日

サケの孵化、始まってます。

村の漁業の中でも大きな割合を占めるサケ漁ですが、
水揚げの原動力にもなっているのは、
孵化した稚魚の放流事業です。

その大切な事業の拠点施設が、
明戸にあり、今年も始まっています。

ここは、田野畑村と普代村で放流する稚魚1400万匹を孵化、育成し、
2月頃から4月頃にかけて両村の川に放流しています。

やはり震災の影響で放流も出来ない年もあったことからか、
川へ帰って来るサケが少ないそうで、
海で水揚げしたものを水槽で一定期間蓄養し、
採卵しているようです。

(水槽に蓄養中のサケ)

孵化場の方にお話を伺ったら、
明戸の水は、サケの孵化には、
県内でも有数の良い水とのことです。

ということはその同じ水を飲んでいる私たちも、
元気にどんどん大きくなるはず?
というのは、飛躍した考え!?(笑)


2015年10月28日水曜日

“おすぱらぐ”第16号、編集中!

年に3回ほど発行している、
明戸情報誌“おすぱらぐ”ですが、
ただ今、第16号編集中です。

先日の土曜日の夜、
公民館に集まり編集会議。
主にブログに投稿された記事を紙面に校正して、
発行しているのですが、
みんなで相談して掲載するコーナーもいくつかあるので、
重要な会議(飲み会)なのです。
(真剣な表情で編集会議(やらせではありませんよ!))

それに、お盆以来の集合で、
久々に元気に会えるのと同時に、
世の中の情報交換にもなる貴重な時間です。
そんなことから、帰宅も少し遅めとなりました。

またこの日は、
2月から策定を進めていた初めての「明戸の地域づくり計画」についても、
再度、内容について確認をしたところです。

今年から5年間の活動の目安となる緩やかな計画です。
出来るものから無理せずやろうということで、
意思統一したところです。
(初めての明戸地区地域づくり計画)







2015年10月23日金曜日

ご利益あります?ように!

先日、著名なお寺に行く機会に恵まれました。

その時、思わず横顔を見て瞬間に惹かれて、
そのまま、急いで正面へ。
(やさしい横顔に惹かれて・・)

正面に回ると、
ほのぼのする、
優しいお顔のお地蔵様がおられました。
(全ての皆様にご利益がありますように~・・と手を合わせ)

そこで、失礼?
いや無礼と思いながらも、
シャッターを切ってしまいました。

明戸には、歴史的な古い仏像とかお地蔵様もないこともあり、
無理なお願い、願望と思いつつ、
ぜひ、明戸においでいただきたいものだ! と。

お守りください。(合掌)


2015年10月20日火曜日

心なごむ?暖か~い感じ・・・!

今の季節、周りは色とりどりで眼には楽しい時季ですね。
(不躾な文責者でも、きれいと感じたいろんな色)

それとともに、寒さも厳しくなって行きます。
そんな中、煙突の煙を見ていると、
時間がゆっくりと流れるような、
ホッとする不思議な感じになります。
 
(薪ストーブの白い煙が、ゆっくり流れて行きます。)
 
その家の中は、化石燃料ではない、やさしい暖かいストーブ。
昭和40~50年代までは、明戸でも多くの家庭で薪(たぎ~)ストーブを使っていた気がします。
(ゆらゆら燃える火を見ていると、時間の経つのを忘れます。)
 
薪ストーブで暖をとったり、ご飯を炊いたり、魚を焼いたりと重宝でしたが、
石油ストーブやガス、電気器具の普及で一時消えかかりました。
 
しかし、最近は薪ストーブを新築の家に付けたり、
住んでいる家に新たに付ける家庭が増えているようです。
生活の見直しや、
村内で手に入る数少ない燃料であることが要因でしょうかね・・・?
文責者も、近い将来、薪ストーブのある生活をと、頭を巡らしています。
 
話しは少し題とはずれますが、
先日、県内の集落で協働活動が盛んなところのお話しを聞く機会に恵まれました。
 
世帯数は40世帯、人口は100人程で、
高齢化率は、もう少しで5割に届くかという、
明戸にも似ているような地域でした。
 
協働作業で、自治会活動費をねん出したり、
地域総出で畑に野菜を播いて、
それを販売して作業賃金を支給しているそうです。
(協働圃場の大根畑、4反。販売額100万円の見込みとか!)
 
明戸でも取り組んでみたいことばかりで、
大変、勉強になりました。
 

 
 
 




 

2015年10月15日木曜日

秋の深りと、復興工事

朝晩の冷え込みも日ごと強まり、
一桁台の下の気温になって来た、今日この頃です。

空気も乾燥しているのでしょう、
空は抜けるような青空。
(気持ちいい青空です)

 
山も紅葉が濃くなってきました。
今年は、茶色が多いと思いながらも、
季節の移り変わりを感じています。
(秋の夕日に・・・♪)
 
傍らでは、休むことなく復興工事が進んでいます。
明戸浜の県道兼防潮堤も、来年3月の完成に向けて急ピッチで進行中です。
 
(北側から南方向を見る)
(南側から北方向を見る)
 
この防潮堤の側面や上は、とても厚いコンクリートで包み込むよう施工されています。
これなら多少のことでは大丈夫と思いつつも、
自然の力は、想像もできないので、何事もないことを祈るばかりです。
 
(こんな厚さのコンクリートで堤体を包み込んでいます)
 
また、その脇では、復興道路のトンネル工事で掘り出された岩を、
盛り土用に細かく砕いています。
これが、低い土地や、道路も嵩上げ用として使われるようです。
(こちらも急ピッチで作業中)
これらの工事や作業が終了すれば、
ハード的な復興事業も一区切りとなり、
重機の音も消えるのでしょうが、
反面、どことなく寂しさを感じてしまうのは、
私だけでしょうか・・・・