2012年9月17日月曜日

夫婦松と明戸浜の一本松。残念です・・・・。

これまでも何度かご紹介している、夫婦松と一本松。
やはり震災でうけた傷は深かったらしく、
夫婦松の1本と、一本松は枯死してしまったようです。
はっきりした樹齢などは分かりませんが、
夫婦松は、昭和8年の津波以降の植栽で、
太さ約75センチでした。
P9171889.JPG
(枯れた夫婦松の1本)
P9171890.JPG
(津波で傷ついた幹)

また、一本松ですが、
太さ約2メートルですので、
もしかすると、明治38年の大津波にも耐えた松かも知れません。
P9171893.JPG
(堤防の外にある、枯れた明戸・奇跡の一本松)

高田松原の奇跡の一本松は、
防腐処理などされて2月ごろには復活し、
復興のシンボルになるようです。

当地区の松はどうなるのか、
まだ分かりませんが、
保存する費用が、高田松原の例を聞くと、
1億5千万円も要するそうで、
いくら残したくても、
とてもそんなお金はどこからも出て来ないのが実情です。
また、悲しいかな注目度もかなり低いことから、
台風などでの倒木が危険となれば、
寂しく、何とも表現できませんが、
伐採されて終わりかもしれません。
P9171892.JPG
(いつまで観られるか。夫婦松)
P9171894.JPG
(ずっと孤高の一本松)



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