これまでも何度かご紹介している、夫婦松と一本松。
やはり震災でうけた傷は深かったらしく、
夫婦松の1本と、一本松は枯死してしまったようです。
はっきりした樹齢などは分かりませんが、
夫婦松は、昭和8年の津波以降の植栽で、
太さ約75センチでした。
(枯れた夫婦松の1本)
(津波で傷ついた幹)
また、一本松ですが、
太さ約2メートルですので、
もしかすると、明治38年の大津波にも耐えた松かも知れません。
(堤防の外にある、枯れた明戸・奇跡の一本松)
高田松原の奇跡の一本松は、
防腐処理などされて2月ごろには復活し、
復興のシンボルになるようです。
当地区の松はどうなるのか、
まだ分かりませんが、
保存する費用が、高田松原の例を聞くと、
1億5千万円も要するそうで、
いくら残したくても、
とてもそんなお金はどこからも出て来ないのが実情です。
また、悲しいかな注目度もかなり低いことから、
台風などでの倒木が危険となれば、
寂しく、何とも表現できませんが、
伐採されて終わりかもしれません。
(いつまで観られるか。夫婦松)
(ずっと孤高の一本松)
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