昨日(17日)の夜、公民館で地区内の県道、村道の工事の説明会がありました。
これは、震災後の復興や防災に関わる工事で、
県道、村道とも堤防の機能も併設するものです。
説明会には、岩手県岩泉土木センターの所長さん他9名、
村の地域整備課の課長さん他4名の出席があり、
映像や大きな図面を用意していただき、
分かりやすく説明したいただきました。
また、地区からは23名の出席があり、
当然のことながら関心の高さが伝わってきました。
��土木センターの説明の様子)
工事の内容ですが、
県道は、明戸浜に降りて行く道路付近からまっすぐ北に伸ばし、
川を超えたところの県道に接続し、
第1の防潮堤の役割も果たし、海抜約12mの高さで整備するもので、
今年の下期(秋ごろ)までには着工し、
平成27年度には完成の予定のようです。
明戸地区県道災害復旧工事.pdf
��県道の計画図)
また、村道は、地区の一番東側を通り野球場や生コン工場へ行く道を、
海抜約14mの高さに嵩上げし、第2の堤防として集落を守るもので、
やはり今年着工し、早期の完成を見込んでいます。
��村の説明の様子)
地区の方からの要望としては、
「何はともあれ、早期に完成してもらうことが一番」という話がされ、
出来る範囲で、最大限の協力を確認しました。
少し横道にそれますが、
どちらの道路も土などを使った嵩上げ工事になります。
その一部に使われるであろう、トンネルの掘削で出た土砂の仮置き場に、
先日のとある休みの日に行ってみました。(その日は工事も休み)
びっくりしたのは、盛られた土の上の広さと、きれいに整地されている様子。
そうですね~。野球場より広い。
��この先が、明戸浜や海です)
��地区の方向、手前の工事は鮭ふ化場)
もうすぐこの土が、道路や被災したところの嵩上げとして盛られ、
復興の重要な役割、縁の下の力持ちに変身するわけです。
しかし、道路などが嵩上げ整備されたとしても、
絶対忘れてはいけない、心がけなければならないのは、
避難は、高いところ、安全なところにいち早く逃げること
これ以上も、以下もないということでしょうか
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