雨も少なく天気は安定しているように思いますが、
気温があまり上がらない感じです。
近年、ヤマセは強くなかったのですが、
今年は来るような予感(私のはっけおき)ですけど。
そんな中、畑でも海でも初夏の産物の収穫期になっています。
まず、畑は、ブロッコリーの収穫が始まります。
(もう少し大きくなると収穫のブロッコリー)
収穫と言っても、良い品質を保ったまま食卓に届けるため、
工夫や努力が行われており、
結構経費もかかるようです。
(このハッポウの山?に、氷と一緒に入れて市場に出荷)
また、海では、天然わかめの口開け(解禁日)で、
明戸では、道合さんと小野さんが出漁し、
選別作業に追われていました。
盛んなころは、明戸の半数以上の家で出漁していましたが、
養殖技術の向上や、生活、職業形態の変化などで少なくなってしまいました。
(今日も大漁のようです)
わかめを収穫する道具は、
竹の先に付けた鎌で行います。
岩場に生えているわかめを刈り、
流されないように上手く掬い船に引き揚げる、
職人作業です。
(わかめ用の鎌)
わかめと言えば、その昔(昭和40年代)までは、
明戸浜などを各漁師毎に須賀分け(区画)をして、
そこにきれいに並べて天日乾燥させていました。
夏だったことから、夕立ち(雷雨)があり、
一斉に走って行って倉庫に取りこんだものです。
学校でも教材費に充てるため、「学校わかめ」と称して、
高学年が浜の収穫作業を行ったりしました。
何しろ、羅賀小学校の校歌には、
「永久に尽きせぬ、海の幸。
岩手わかめの、名も高く・・・」
との一節があるぐらいですから。
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